シズカゲル ニベア

ネットやユーチューブでよく見る(?)シズカゲルとニベアを混ぜるという裏ワザ。アレってどうしたって怪しくないですか?

ということで、シズカゲル×ニベアの真相とデメリット、併用したいときの正しい使い方を紹介します。

よろしければ参考にして下さい。

http://vicare.site/shizuka-gel/

シズカゲルとニベアのシミ効果とは?

シズカゲルとニベアを混ぜる効果について

「シズカゲル×ニベア」で有名なのは、青缶クリームと“混ぜる”という使い方。

[jin-iconbox03]【シズカゲル×ニベアの怪しい説】

シズカゲルとニベアを混ぜて使うと美白・保湿効果が上がる!?[/jin-iconbox03]

シンプルに、シズカゲルとニベアを適度に混ぜて肌に塗るだけのテクニックです。

安価なニベア青缶と混ぜることで、購入クリームと同等の成分配合に近くなり、ワンランクアップのコスメにしてしまうという触れ込みです。

実際、ニベア青缶をつけると瞬間的に肌が白くなったように見えることもあって、未だに信じて実行している人も相当いるのでは?と思います。

後述しますが、シズカゲルとニベアを混ぜるのは、効果にエビデンスがないばかりか、リスクを伴うので、おすすめできません。

シズカゲルとニベア 効果の嘘

人差し指を頬にあてて考え込む女性の横顔

シズカゲル+ニベアでもシミに効かない

結論からいうと、シズカゲルとニベア青缶を混ぜても、美白効果も保湿効果も上がりません

この噂、ニベア青缶の2つの特徴が憶測を生んで独り歩きしたモノです。

【ニベア青缶伝説の根拠になったもの】

◎ニベアの成分が高級化粧品「ドゥ・ラ・メール」の処方と似ているから保湿効果が上がる

  • 成分表を見比べたときに、高級クリームの配合とよく似ていたことから、高保湿という噂が独り歩き。
  • ただ、ドゥ・ラ・メールの保湿力の元は、ニベアには入っていない海藻から抽出したエキス。
  • よって、保湿力が増すこともありません。

◎ニベア青缶を塗ると美白効果が上がる

  • ニベア青缶は、そもそも乾燥するとやや白っぽくなる“ステアリン酸”が処方されたクリームなので、肌につけるとほんの少し白く見えます。
    ※肌だとあまり顕著にでませんが、洋服とかに塗って乾燥すると白くなる…アレです。
  • また、ニベア青缶自体には、メラニン生成を抑えたり色素を還元する成分は皆無なので、美白効果は発揮しようがありません

成分配合などは、そこそこ詳しそうな人から聞かされたら最もらしい理由に見えますよね。

でも、薬品処方では、混ぜることが必ずしもプラスになるとは限りません

[jin-iconbox14]【配合の注意点】

配合では、1+1必ずしも2になりません
組み合わせや体質によっては、1+1マイナスになることも、一部の効能だけが何倍にも効強くなって有害になるケースだって普通にあります。[/jin-iconbox14]

混ぜ合わせてどんな効果が出るかを予測するのはとても難しいことで、素人が机上の空論で効能をはじき出せるほど簡単なものではありません

[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]処方ってホント難しくて、だからこそ臨床試験とかが必要だったりするんだよね。[/chat]

シズカゲルとニベアを混ぜるデメリット

人_あごに指を添えた女性の画像

シズカゲルとニベアを混ぜる危険性

シズカゲルとニベアを混ぜて使うことには、メリットよりもデメリットの方が大きいです。

最大の理由は、ニベアの油分が多いため。

【シズカゲルとニベアを混ぜるデメリット】

  • シズカゲルの肌馴染みが悪くなる:スキンケアは油分が少ない方が肌への浸透性が高い。ニベアを混ぜることで油分の少ないシズカゲルが浸透しにくくなる。
  • シミの原因になる:油分過多の状態は、酸化リスク・日焼けリスクが高まるため、美白ケアでは注意するべきポイント。

シズカゲルとニベアを混ぜて使いたい方のほとんどは、美白効果を高めたい方だと思います。

でも、混ぜることでシズカゲルの効果は下がりシミのリスクが高まるという悪循環がおこります。

ニベアとシズカゲルは、足してマイナスになる組み合わせです。

シズカゲルにニベアを混ぜるのは間違い

花王の公式見解

ニベア青缶を混ぜる使い方は、実はシズカゲルに限ったことではありません

そして、ニベア青缶と混ぜる使い方があまりにも独り歩きしすぎたことから、花王もとうとう「ニベアクリームと混ぜる使い方」に警告を発するに至りました。

\ネットニュースのトップにもなった!花王のツイート/

混ぜてもメリットらしい根拠が見いだせないばかりかリスクを伴うことが、花王からも正式に発表されました。

本気でエビデンスがないので、ニベアを混ぜる使い方はおすすめできません。

[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]至ってごもっともなコメントですね。[/chat]

シズカゲルとニベアを併用する方法

シズカゲルをニベアを併用する方法

シズカゲルとニベアを混ぜて使うのはNGですが、シズカゲルとニベアを併用することは可能です。

どうしても併用したいときの注意点は次の通りです。

【シズカゲルとニベアを併用するときのポイント】

  • 使用時の注意点:シズカゲルにニベアを混ぜて使わない。
  • 使う順番:シズカゲルを先に使う。ジェルがある程度馴染んでからニベアを使う。

ニベアは油分多めのこっくり系クリームであることは変わりません。

過剰な油分は酸化を招くので、ニベアの付け過ぎには注意しましょう。

シズカゲルとニベア まとめ

シズカゲル TOP

シズカゲルに限らず、コスメは素人が適当に混ぜて性能が良くなることはほとんどありません

特に、シズカゲルなどのジェルとニベアなどの油分の多いコスメを混ぜるのはNG。

混ぜることでシズカゲルの良さを壊して、シミのリスクと高めるだけなのでやめましょう。

どうしても併用したいときは、以下を参考にしてください。

【シズカゲルといニベアの併用方法】

  1. シズカゲルをつける。
  2. シズカゲルが馴染んだらニベアを薄く塗る。

大事なのはつける順番

間違ってもニベアを先につけないようにしてください。

あと、シミケア目的の方は日頃の日焼け止め対策もお忘れなく。

シズカゲル+小まめなUV対策を徹底するだけで、数か月後の肌印象が大きく変わりますよ。

[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]ニベアは良きクリームだけど、他のコスメと混ぜるのはやめよう。[/chat]

シズカゲルは刺激少なく使い勝手もよき。

混ぜる必要なんてなく、かなりおすすめなコスメですよ♪

【シズカゲル の特徴】

  • 化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックをコレ1本。スキンケアの手間&コスメ費用を大幅カット
  • 肌荒れ・ニキビ予防の有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム 配合。
  • メラニンの生成を抑えシミそばかすを防ぐ有効成分 アルブチン をはじめ、美白*1をケアするエキスを豊富*2に配合。
  • 最安値で購入可能な定期便には縛りなし

*1:日焼けによるメラニンの生成を抑えシミそばかすを防ぐ

*2:アルニカエキス、カモミラエキス、アーティチョークエキス、オウゴンエキス、L-アスコルビン酸など。