
マットレスがカビるのは、結露とマットレスの非通気性が原因です。
割と簡単な仕組みなので、この機会に理解して、ぜひ実生活にも取り入れてみてください。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]急ぎで対策したい方は、取り急ぎ以下「4つの湿気対策」をチェックしてください。[/chat]
[ac-box01 title=”「マットレス交換不要!」すぐに取りめる4つの湿気対策はコチラ”]
マットレスを買い替えることなく、すぐに取り組める湿気対策は次の4つです。
□ ベッドフレームを使う
床は湿気だまりが起きやすいポイントで、直置きすると、ほとんどのマットレスがカビます。
床に直敷きしている方は、至急 ベッドフレームを導入しましょう。
ベッドを置けない場合は、すのこよりも除湿シートを使うのがおすすめです。
□ 部屋の換気を小まめに行う
結露は、湿った空気だまりに発生しやすく、充分に換気される部屋には発生し難いです。
特に閉じこもりがちな方、まずは定期的に換気を行ってみてください。
□ 掛け布団をかけっぱなしにしない
湿気を含んだ布団やタオルケットを使ったまま放置すると、湿気はマットレスに吸収されます。
朝起きたら小まめに布団を干す・起き掛けに掛け布団を半分ほどめくるなど、マットレスを乾燥させることを習慣づけましょう。
□ マットレスを部屋干しする
マットレスの上面・下面は通気しずらく湿気を溜め込みやすいポイントです。
最低限のメンテナンスとして、3ヵ月に1度は部屋干ししましょう。
マットレスを動かすのが難しいときは、扇風機の風を当てて除湿するのも有効です。
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構造 | 1層・3層 | 13層 | 1~3層 | 3層 | 5層 | 2層 | 1層 | 1層 | 3層 | 1層 | 3層 | 2~4層 | 1~3層 | 3層 | 1層 | 1層 | 2層 | 9層~ |
硬さ | かため | ふつう | 35N~200N | 154N | 150N | 70N+140N | 140N~280N | 120N~170N | 120N・150N・70N | ふつう | 70N・120N・200N | 119N~245N | ふつう | 120N・150N・70N | かため | 265N | 65N・120N | ふつう |
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マットレスのカビ取り方法
生えてしまったカビの取り方
カビは洗濯で簡単に落とせるので、カバーや水洗いできるものなら取り外して丸洗いします。
洗濯できないマットレス本体には、消毒用エタノールでカビ本体を除去・死滅させるのが最も効果的な取り方です。
【消毒用エタノールの使い方】
- スプレーボトルにエタノールを入れて吹き付ける。
- 1時間ほど放置し、軽く絞ったタオルで叩くようにカビを拭き取る。
- ❷~❸を繰り返す。
- ふき取り時の水分はしっかり乾かす。
- カビそのものは除去できるものの、カビの痕はエタノールではとれない。
- 無水エタノールを使う場合は、20%ほど水を混ぜて使う。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]カビの除去には殺菌力の強い消毒用エタノール(無水エタノールではない!)を使おう。[/chat]
マットレスに生えるカビの原因

マットレス側面と下面に生えるカビの原因と対策
マットレスの側面や下面がカビる場合は、室内の結露が原因です。
結露は、主に2つの要因で発生します。
【結露発生の2STEP】
- 水分を含んだ空気が集まる。
- 空気が冷える。
上記の単独か2つが組み合わさることで結露は発生します。
- 空気は、気温に対応した水分量を貯蓄します。
- 湿気が1箇所に集まって、飽和水蒸気量を超えると水(結露)になります。
- 飽和水蒸気量は、気温が低いほど少ないので、空気が冷えると一気に結露が発生します。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]結露は、急激な温度変化と非通気性がコラボすることで発生する、単純な物理なんだ。[/chat]
ちなみに、結露は2つの条件が重なる、湿気溜まりと温度変化が起きやすい場所によく発生します。
【結露が起きやすいエリア】
結露が起きやすいのは、おおむね以下の3箇所です。
● 床と設置している面
床面を漂う湿った空気が溜まりやすく、結露を起こしやすい。
● 窓や金属製品周りの面
窓や金属がある方面は、空気が急激に冷えやすく、結露を起こしやすい。
● マットレスの中
閉鎖空間のため、湿った空気が溜まりやすい。
スプリングマットレスの場合は、金属による冷却効果もプラスされ、結露を促進させる。
対策は、空気を1箇所に溜め難くすることと、温度変化を避けることに限ります。
【マットレス側面と下面のカビ・湿気に有効な3つの対策】
- 床とマットレスを密着させない:ベッドフレームを使う。
- 窓や金属家具の近くにマットレスを置かない:急激な温度変化を避ける。
- 室内換気を行う:空気が動けばよいので、窓を開ける・換気扇・扇風機・エアコンなどで、空気を攪拌させる。
[ac-box01 title=”マットレス直置きが湿気を溜め込むプロセス”]
マットレスを床に直置きすると、空気の特性によってマットレス周辺に湿気だまりが起きやすくなります。
\床にマットレスを設置した時に湿気が溜まるプロセス/
床面に敷いたマットレスと床が面した角では空気の対流が少ないので、比重の重い湿った空気が溜まりやすいエリアと化します。
そして、時間と共に湿気を含んだ空気は集合&合体し続けるので、やがて水蒸気含有量が増加し、温度変化が伴うと「あっ」という間に結露します。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]直置きによって、マットレスが湿気をせき止める壁になってしまうんだ。[/chat]
【水分を含んだ空気の特性】
- 空気は湿気を含むと重くなり、床面付近を漂う性質がある。
- 湿った空気は床に面した遮蔽物に溜まりやすい。
- 湿気を含んだ空気は結合していくことで空気中の水蒸気濃度も上がる。
[/ac-box01]
マットレスのカビ対策
マットレス上面と内部がカビるケースは、マットレスの通気性が悪いことが原因です。
人間自身が、一晩にコップ1敗程度の汗を放出しますので、ベッド・布団の中には必ず湿気がこもります。
上部から吸い込む湿気を放湿する仕組みを持たない限り、マットレスは内部まで湿気ってしまいます。
【上面からの湿気が籠りやすく結露しやすい2箇所の要因】
湿気が溜まりやすいのは、おおむね以下の2箇所です。
● マットレスの上面
睡眠時の汗が溜まりやすく抜けにくい。
● マットレスの中
閉鎖空間のため、湿った空気が一度入ったら出にくい。
スプリングマットレスの場合は、金属による冷えもプラスされ、結露を促進させる。
ベッド⇔布団の空間は、マットレス自体に通気性がない限り、 放湿するのが難しいエリアです。
湿気を含んだマットレスをメンテナンスするは、マットレスをコンスタントに乾燥させるのが最も効果的です。
【マットレス上面と内部のカビ・湿気に有効な2つの対策】
- (毎日)掛け布団・毛布をかけたままにしない:布団や毛布は、半分ほどめくり、できるだけマットレス上面に空気を触れさせる。
- (3ヵ月ごと)マットレスを立てかけて乾燥する:マットレス全体を通気させる。
マットレスの通気性を良くする 湿気対策グッズ を紹介します。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]衛生面から言っても利用はマストだよ。[/chat]
対策1.ベッドフレーム
マットレスは、床に直置きすると間違いなくカビます。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]カビ難いのは、ファイバー製マットレスくらいだね。[/chat]
そこで、導入必須なのがベッドフレームです。
なお、ベッドフレームの最も重要な目的は、床とマットレスを密着させないことなので、デザインや素材はお好みで良いです。
【ベッドフレームの役割】
- 床とマットレスを密着させないことで、湿気溜まりをなくす。
- マットレスの下に空間を作ることで、マットレス下換気を作る。
- 舞い上がった埃を吸い込まないように高さを作る。
ちなみに、わたしの経験上、ベッドフレーム下に隙間のない「収納ケース付き」や、隙間がふさがれた「ボックスタイプ」は、通気性が悪く カビ易い ため、避けるのがおすすめです。
[box01 title=”ビジュアル抜群 おすすめのローベッド”]
北欧風スタイルで、ビジュアル・品質共に大人気のローベッドでおすすめなのが、【CASA HILS】のZENローベッドです。
- 価格もリーズナブルで、カラーラインナップも豊富。
- 脚の高さ:147mm(枕木部分:112mm)
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]高さは及第点!ルンバ(92mm)もイケるね。[/chat]
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]マットレスとのセット購入もできるけど、ベッドフレームだけでも購入できる![/chat]
[/box01]
リーズナブル&シンプルなベッドフレームがお好みの方には、檜のすのこベッドがおすすめです。
[box01 title=”シンプル&ナチュラル派におすすめ ベッドフレーム”]
ナチュラルテイストで人気の すのこべッド でおすすめなのが、【MODERN DECO】のすのこベッドです。
- リーズナブルでスタイルも選ばない。
- 高さも3段階の調整が可能。

[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]必要充分なシンプル設計なんだ。[/chat]

[/box01]
フローリングなら、やっぱりお掃除ロボが活用できるベッドフレームがおすすめですね。
おすすめのベッドフレームと、選ぶポイントをまとめました。詳しくお知りになりたいかたは、こちらをご覧ください。
http://vicare.site/bed-frame/
対策2.ベッドパッド
ベッドパッドは厚めのシーツで、現状のマットレスの上に敷き込むだけで、適度に吸湿&速乾を行い、布団内環境を快適にしてくれるアイテムです。
[ac-box01 title=”ベッドパットの使い方&敷パッドの違いはコチラ”]
ベッドパッドと敷パッドはよく似ていますが、混同されがちですが、ベッドパッドはシーツとマットレスの間で使うものです。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]使う位置が違うんだ。[/chat]
- 敷パッド:肌に直接触れる衛生用パッド
- ベッドパッド:マットレスの上面に敷き、吸湿調整やマットレス保護を行う。
季節や汚れによって小まめに洗濯する敷パッドやシーツと違って数か月単位で利用でき、マットレス本体の吸放湿や柔軟性を担うパーツです。
[/ac-box01]
中でもわたしがおすすめするのは、オールシーズン利用可能な帝人製のベッドパッドです。
【おすすめのベッドパッド】
帝人製の合成わたを使った、高機能ベッドパッドです。
- オールシーズン利用できる。
- 洗ってもヘタレない。
- 有名ブランド並みの品質なのに、半値以下で購入できる。
対策3.除湿シート
ベッドフレームを使うと、床面からの湿気はかなり軽減しますが、ベッドフレームとの接地面(マットレス下面)も湿気が逃げにくい場所です。
マットレス下面のカビを予防するには、マットレスのメンテナンスは小まめに行いましょう。
[ac-box01 title=”マットレスの基本的なメンテナンス方法はコチラ”]
マットレスのメンテナンス方法は基本的に次の2つです。
❶ ローテーション
寝る位置はだいたい決まっているため、一箇所にかかる圧力や摩耗を分散し、マットレスの劣化を緩やかにする方法です。
- やり方:マットレスを上下・裏表を反転させる。
- 頻度:3ヵ月に1度程度
❷ 室内干し
湿気を溜め込みがちなマットレスの上下面を空気に触れさせることで乾燥を促します。
- やり方:通気性のよい室内に、マットレスの上下面が空気に触れるように立てかける。
- 頻度:3ヵ月に1度程度
[jin-iconbox01]マットレスには、温度や日光に弱い素材が使われていることが多く、ほとんどの製品は外干し厳禁です。[/jin-iconbox01]
[/ac-box01]
概ね3ヵ月に1度程度のメンテナンスでもよいのですが、部屋が狭い・忙しい・重くて一人ではメンテナンスできない場合は、除湿シートを使うのがおすすめです。
[box01 title=”おすすめ 除湿シート”]
わたしがおすすめなのは、モットンの除湿シートです。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]こんな薄いシートが、大きな違いに。[/chat]
主な特徴は次の通り。
くり返し使えて経済的。
- 干し時が分かる湿気お知らせセンサー付き。
- アンモニアに対する消臭性が特に強い。
- 耐久性が高い。
- 吸水・吸湿の繰り返しによる吸水性能の低下がみられない。
- 塩分の含まれた寝汗もしっかり吸収。
第三者機関による性能テストでは、某大手ネットショップの1位・7位の製品よりも好成績をたたき出すほどの高性能です。
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[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]有ると無いとでは明らかに変わってくるので、忙しい方には特におすすめだよ。[/chat]
マットレス カビのデメリット
カビが生えるのは、室内とマットレスの通気性が悪いことが原因です。
カビ自体にもデメリットはありますが、マットレスの通気性が悪いと睡眠の質が下がり、健康にもマイナスに作用します。
【カビのデメリット】
- 見た目が汚い。
- ダニの住みやすい環境を作る。
- 胞子が部屋中に拡散し、カビの箇所が広がる。
- カビの胞子がアレルゲンになる。
通気性が睡眠と健康に与える影響について
まずは、通気性の良いマットレスや室内環境のメリットついて紹介します。
[ac-box01 title=”通気性の良いマットレスの3つのメリットはコチラ”]
マットレス自体に通気性があると、以下の点でメリットがあります。
● 衛生的に保たれる
通気によってカビ・ダニの繁殖を抑制できます。
● マットレスの寿命が延びる
結露やカビは、錆・浸食・汚染を促進し、マットレスの劣化を早めます。
通気することで結露やカビの発生を抑制できるため、マットレスの寿命が延びます。
● 睡眠の質が高まる
睡眠中に上がる温度と湿度を適度に循環させることで体温を下げ、目覚めにくく、休息効果の高い睡眠環境に整えます。
[/ac-box01]
マットレスの通気性は、カビやダニの抑制だけではなく、良質な睡眠を得るためにも重要で、特に就寝中の体温調整には欠かせません。
【就寝中の体温は少し低めが理想】
就寝中は、次の理由で体温が体温がやや下がります。
- 体温下降によって入眠作用を促す。
- 低体温によって代謝を抑え、細胞の休息を促す。
逆に体温が高いままだと、身体は充分に休まらないばかりか、途中覚醒し易くなります。
【寝る前は体温が上がる‥‥!?のトリビア】
余談ですが、睡眠導入時は、就寝中と違って身体が高くなります。
体温が上昇するのは、体温を一気に下げるための予備動作です。
体温が上がることで発汗を促した後、手足の先から気化熱で身体を冷やす(深部体温を下げる)ことで、睡眠導入が行われる仕組みなんです。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]寝る前は体温を上げる。寝てしまったら体温を下げる。のが、快眠のセオリー。[/chat]
続いて、マットレスや室内環境の通気性が低い場合のデメリットを紹介します。
【通気性の低さを原因とするデメリット】
- いつもじめじめして寝心地が悪い。
- 湿った部分を中心に身体が冷える。
- 蒸れや暑さで寝苦しい。
- 深部体温が下がらないので睡眠が浅く、疲れがとれない。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]「カビが生えやすい=通気性が悪い」ことに、イイコトは一つもないんだ。[/chat]
マットレスの通気性とメリット
カビの生えにくいマットレスは、通気性が良いマットレスです。
マットレスが通気する仕組みは、詰め物の少ないスプリングマットレスと、中身がほとんど詰め物のノンスプリングマットレスで異なります。
スプリングマットレスの通気性について
スプリングマットレスの通気対策は主に2つです。
[ac-box01 title=”通気対策❶:ベンチレーションの設置”]
スプリングマットレスの基本的な通気対策は、通気口(ベンチレーション)を設ける事です。
マットレスに圧(体重)が掛かることで、ふいごの様にベンチレーションから空気を出入りさせ、強制的に換気を行われる仕掛けになっています。
[/ac-box01]
[ac-box01 title=”通気対策❷:コイルの配置方法”]
マットレス内部のコイル配置によって通気効率を上げる方法です。
特にポケットコイルは、隙間なく詰める(下左)よりも、並列(下右)に配置した方が、通気効率は高くなります。
ちなみに、並列配置は、コイルを固定する手間・コイル数が増えるなどのコストが掛かるため、高額になります。
[/ac-box01]
また、マットレスの上面と下面は、詰め物に以下の素材を使うことで通気性能を高めています。
- 通気性のある素材。
- 吸放湿性の高い素材。
ちなみに、内部の通気性カスタムと違い、上面・下面への通気性は後からグレードアップすることが可能です。
ノンスプリングマットレスの通気性について
ノンスプリングマットレスの通気性対策は、次の2つです。
[ac-box01 title=”通気性対策❶:通気性のある素材を使う”]
ノンスプリングマットレスの内部には空洞がほとんどないため、素材自体に通気性を持たせる方法です。
一般的な通気性素材は次の2点です。
● 高反発ファイバー素材
ファイバー素材は、複雑に絡み合ったマロニーのような素材で、抜群の通気性を誇ります。
\スリープオアシスのファイバーは水洗いも可能/
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]通気性能で言えば、ノンウレタンマットレスで最強。[/chat]
● オープンセル ウレタン
一般的なウレタンフォーム(下図左)の内部にはたくさんの気泡がありますが、各気泡は密閉成型されているため通気性は皆無です。
対して、オープンセル(下図右)には、気泡間に無数の通気孔があるため、ウレタン内部を空気が通過できます。
オープンセル構造を持った特殊なウレタンを素材とすることで、マットレス自体に通気性を持たせることができます。
ちなみに、オープンセルには様々な種類があり、各社独自のノウハウと製造特許を持っています。
【各社で保有しているオープンセルウレタンの名称】
- エマスリープ:オリジナルウレタン
- マニフレックス:エリオセル
- エムリリー:優反発
- モットン:ナノスリー
…など。
[/ac-box01]
[ac-box01 title=”通気性対策❷:通気口を作る”]
ノンスプリングマットレスでよく用いられるもう一つの通気性対策は、本体にスリット(切れ込み)・ボーリング(穴あけ)を行うことで、通気性を確保する方法です。
マットレス上面や中心部に切り込まれた通気溝も、動くたびに空気を呼び込み、湿気がこもらないようになっています。
\ビブラート1|上面のウェーブ形状と、本体内部の穴で通気する/
\Riseスリープマジック|上面のスリットと、本体内部の穴で通気する/
カバー内部の形状なので、外からは分かりません。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]カタログなどでしっかりチェックしよう。[/chat]
[/ac-box01]
特に、ウレタン(クローズセル)・ラテックス・ジェルには、素材特性として通気性能はないため、何をもって通気対策を取っているのか、しっかりチェックして選びましょう。
マットレスのカビ まとめ
マットレス周辺の湿気や結露対策は、マットレスを変えることなく対策できるので、まずは手を付けられるところから一つずつ対処していくのがおすすめです。
【おすすめのカビ・湿気対策】
- 室内の換気
- マットレスの乾燥
- 防湿シートの導入
- ベッドフレームの活用
対して、マットレス内部に湿気が籠るケースは、目に見えないものの、睡眠の質を左右する重大なトラブルです。
以下の症状に思い当るときは、思い切ってマットレスを交換するのがおすすめです。
【こんなトラブルに思い当るときには要注意】
- 夜中にたびたび起きてしまう。
- 寝た気がしない。
- アレルギーが酷くなった気がする。
- …etc。
心当たりのある方は、通気性のよいマットレスへの交換を検討してもよいかもしれません。
以上、マットレスのカビと湿気対策の紹介でした。