
マニフレックス枕にカビが生えてしまったり、酷く汚してしまったときの対処法と、そうならないための普段のお手入れ方法について紹介していきます。
マニフレックス枕の芯材はウレタンなので、特に“濡らす”ときには注意が必要です。

マニフレックス枕・ピロー本体の洗濯
ピロー本体は洗濯できる?
マニフレックス枕本体は、一般家庭での水洗いや洗濯は出来ません。
ウレタンフォームの特性上、枕を完全水没させるとウレタンの結合も弱くなり、かなりの確率でリカバリできなくなるので注意が必要です。
【ピロー本体を洗濯・水洗いした時に起こること】
- ウレタン内部に浸水した水が数日経っても抜けきらない。
- 枕自体が湿っぽくなる。
- ウレタンの結合が弱まり、枕に亀裂が入る。
- ウレタンの結合が弱まり、表面がボロボロと壊れる。
- 枕自体が相当重くなりそもそも持ち上げられない・無理に手で持ち上げようとすると千切れる。
枕の破損覚悟で洗濯するときも、洗濯機に入れて洗ってはダメです。
枕自体が水分を吸って重くなるので、洗濯中と取りだすときに100%千切れます。
どうしても丸洗いしたいときは次の点に注意しながらやってみてください。
【どうしても枕を丸洗いしたいとき】
- お風呂場の底に枕をすっぽりつつめる薄手で丈夫な布を敷く。
- 布の上に枕を置いてひたひたの水+水性洗剤で浸す。
- ウレタンが破損しないように優しく踏み洗い。
- 水を入れ替えて優しく踏みながらすすぎ=泡が出なくなるまで繰り替えす。
- 底に敷いた布を持って(枕本体を直接持たない!)移動し、陰干し。
- 1日~2日したら、すのこの上に置いて扇風機で数日乾燥。
わたしは、上記のやり方で大きく劣化させることなく枕を洗えるようになりましたが、正直3つくらいは失敗しています。
はじめての方だとかなりの確率で失敗しますので、決しておすすめできません。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]どうしてもやりたい方は、捨てることも視野にいれた自己責任でやってください。。[/chat]
なお、一部のマニフレックス正規販売店では、枕やマットレスを丸洗いしてくれるサービスを行うところもあります。
どうしてもマニフレックス枕本体を洗いたい場合は、一度最寄りの正規販売店に相談してみても良いかもしれません。
マニフレックス枕 洗濯機で洗えるものは?
洗えるものはナニ?
マニフレックス枕で、家庭でも洗濯できるものは次の通り。
- 枕カバー
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]枕カバーだけは普通に洗濯機で洗濯しても問題なし。[/chat]
マニフレックス枕を洗濯せずにカビの手入れを行う方法
生えてしまったカビの手入れ方法
枕本体に生えたカビのクリーニングには、消毒用エタノールでカビ本体を除去・死滅させるのが最も効果的な取り方です。
【消毒用エタノールの使い方】
- スプレーボトルにエタノールを入れて吹き付ける。
- 1時間ほど放置し、軽く絞ったタオルで叩くようにカビを拭き取る。
- ❷~❸を繰り返す。
たったこれだけですが。表面の黒ずみは結構とれます。
注意点は次の通りです。
- ふき取り後の水分はしっかり乾かす。
- カビそのものは除去できるものの、カビの痕はエタノールではとれない。
- 消毒用エタノールを使う(無水エタノールではない)。
無水エタノールは消毒用エタノールと比べて殺菌力が弱いです。
もし無水エタノールを使う場合は、20%ほど水を混ぜて使ってください。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]枕のエタノールを使ったお手入れは匂いも取れるので、ときどきやってあげるのはおすすめ。[/chat]

マニフレックス枕を洗濯せずに汗染みの手入れを行う方法
マニフレックス枕の汗シミの落とし方
ウレタンに出来る汗染みは、汗などに含まれるタンパク質由来の汚れです。
タンパク質汚れを取り除くには、重曹を使ったクリーニングが効果的。重曹なので小さいお子さんやペットが触れる枕でも安心して使えます。
【使い方】
- 重曹水(水100mlに重曹小さじ1)を作る。
- スプレーボトルでスプレーし、5分ほど放置する。
- 硬く絞ったタオルで水分を拭き取る。
- ❷~❸を繰り返す。
- 溶剤残りがないようにしっかりと拭き取る。
- 乾燥させる。
- たんぱく質を分解する性質があるので、ウール・シルクなど、動物性繊維への使用は不可。
マニフレックス枕を洗濯させない対策
枕を汚させないための対策
「マニフレックス枕を洗濯しなきゃ!?」と思わせる原因は主に3つです。
- 汗沁み。
- カビ。
- 匂い。
これらの原因は汗と湿気。よってとれる対策も2つです。
◎枕を乾燥させる
- 普段は、使わないときは枕の上に何も置かないようにすれば充分です。
- ときどき風通しの良いところにすのこなどを置いて乾燥させると良いです。
- 枕ハンガーなども効果的です。
◎枕カバーを小まめに洗濯する。
枕は結構汚れるので、できるだけ小まめに洗濯するのがおすすめ。
ただ、枕カバーをいちいち取り外すのは面倒なので、簡単に取り外しできる枕パッドを使い回したほうが楽ちんです。
そんなに大したことではないので、カビ落とし・シミ抜きしなくていいように日頃から無理のない付き合い方をしていくのがおすすめです。
マニフレックス枕の洗濯|まとめ
マニフレックス枕本体を家庭で洗濯するのはおすすめできません。
まずは、丸洗いしなくてもできるカビ取り・シミ抜きを試してみてください。
ちなみに、枕は普段のちょっとした対策次第でカビやシミをかなり防げます。
手間もかからないので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

マニフレックス枕は、エリオセルMFをふんだんに使った高品質×高反発枕。
【エリオセルMFとは】
エリオセルMFとは、マニフレックスの独自開発したウレタンフォーム。
温度変化に強く、通気性・柔軟性・反発弾性を合わせ持ち、非常に柔らかいのが特徴です。
ほとんどのモデルにエアホール加工*が施され、抜群の通気性ともっちりとした弾力、柔らかを兼ね備えているのが特徴です。
*:エア・トスカーナを除く
【マニフレックス枕 仕様】
- 価格(定価):8,690円~20,900円
- 芯素材:高反発ウレタン(エリオセルMF)
- 構造:1層
- 高さ調整:×
- 奥行き×幅(cm):26cm×50cm~45cm×70cm
- 高さ:5cm~14cm
- 反発性:高反発
- 硬さ:非常に柔らかい
- 通気性:〇
- 耐久性(密度):75D
- メーカー保証:3年
- お試し:×
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