
国産×高品質でリーズナブルなエイプマンパッド。あまりの安さに耐久性の不安を感じる人もいる様子。
今回は、そんなエイプマンパッドの耐久性やへたりについて紹介します。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]耐久性は心配しなくていいレベルだよ。[/chat]
http://vicare.site/ap-hutonking/
エイプマンパッド へたり評価
耐久性 評価について
エイプマンパッドの中身は、クッションなどに使われているウレタンという発泡プラスチックのみ。
金属類は一切入っていません。
ウレタンには無限とも言える種類がありますが、耐久性の目安になるスペックはただ一つ、デニール(D)という数値です。
【デニール(D)とは】
- デニールとは、ウレタンの密度を表す指標。
- 数が大きいほど密度が高く、重量も増えます。
D(デニール)値は、N値(かたさ)と違って、 デニール値の高さ=品質 と言っても過言ではありません。
ちなみに、マットレスの実用に耐え得るD値は次のとおり。
- マットレスの実用に耐え得るデニール値: 25D以上
25Dを超えると、製品の経年変化は起こりにくく、耐久年数も実用的なレベルになります。
D(デニール) | 説明 |
10D~25D | 1日の使用中にもヘタりが目に見えるレベル。 数か月で形状変化してしまい、寝具としては数か月と持たない密度。 |
25D~30D | やや不安は残るものの、寝具としての1日の使用にも耐えうる密度がここ。 数値が低いほど耐久年数は下がり、3年持てばよい方と言える。 |
30D~45D | 寝具は、このスペックからが理想的。 一日の使用でヘタることはほぼなく、経年変化にもとても強い。 普通に使うなら、5年以上もつことも珍しくない。 |
45D~ | 高密度&強度で、長期にわたってヘタることはまずない。 |
有名な寝具メーカーのハイエンドモデルは、30D以上が多く、耐久年数も5~10年程が相場です。
対してエイプマンパッドのデニール値はというと・・・?
- エイプマンパッドのD値:30D以上
30D以上あるので、そこそこの耐久性が見込めます。
ちなみに、マニフレックスなどの有名ブランドでも31D程度がスタンダードスペック。
マットレスのスペック・耐久性としては充分です。
あとは使用頻度・利用者の体重・室内環境・湿度・メンテナンスの有無などによって、大きく差が出てきます。
- エイプマンパッドの耐久性(見込み):5年~8年
エイプマンパッドの種類とへたり
種類によるへたりやすさ
エイプマンパッドには4つのラインナップがあります。
全ラインナップで使っているウレタン素材は共通ですから、基本耐久性に差はありません。
ただ、構造的に耐久性に有利なもの・メンテンナンス次第で長持ちさせやすいものがあります。
【耐久性に有利な構造とは?】
- 厚み:厚みがあるほど負担を分散でき、耐久性は高くなる。
- 形状:エイプマンパッドには、両面びっちりフルフラットな形状と、片面のみ凸凹に加工されたリバーシブル形状があります。後者の方が寝心地は上がりますが、耐久性でいえば密度の濃いフルフラットの方が有利。
- 三つ折り:人間の身体は腰部が最も重いため、マットレスも中心がへたりやすい。三つ折りタイプは3か所のマットレスを差し替えられるので、コンスタントにローテーションすることでマットレスを長持ちさせることができる。
エイプマンパッドの4ラインナップを構造別に評価すると、310が最も耐久性に有利なマットレスと言えます。
【エイプマンパッド4種類の構造別耐久性評価】
310 | 307 | PAD9 | PAD5 | |
厚み | 1位:10cm | 3位:7cm | 2位:9cm | 4位:5cm |
形状 | ◎:両面フラット | 片面凸凹 | ||
三つ折り | ◎ | × | ||
耐久性評価 | 1位 | 3位 | 2位 | 4位 |
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]310は、シリーズ上もっとも厚く・密度があり・メンテナンス次第で長持ちするマットレス。[/chat]
エイプマンパッドを長持ちさせるお手入れ
エイプマンパッドのお手入れ方法
エイプマンパッドのメンテナンスは、一般的なマットレスと同様、室内干しとローテーションが基本です。
やるかやらないかでマットレスのへたり具合・耐久性は大きく変わります。
[ac-box01 title=”マットレスの基本的なメンテナンス方法はコチラ”]
マットレスのメンテナンス方法は基本的に次の2つです。
❶ ローテーション
寝る位置はだいたい決まっているため、一箇所にかかる圧力や摩耗を分散し、マットレスの劣化を緩やかにする方法です。
- やり方:マットレスを上下・裏表を反転させる。
- 頻度:3ヵ月に1度程度
❷ 室内干し
湿気を溜め込みがちなマットレスの上下面を空気に触れさせることで乾燥を促します。
- やり方:通気性のよい室内に、マットレスの上下面が空気に触れるように立てかける。
- 頻度:3ヵ月に1度程度
[jin-iconbox01]低反発ウレタンは温度や日光に弱いので、外干し厳禁です。[/jin-iconbox01]
[/ac-box01]
ちなみに、メンテナンスのしやすさは三つ折りタイプが有利です。
理由はZ折りで自立できるから・・。
\三つ折りタイプは少し曲げれば横向きに自立できる/
Zの状態で立てたまま部屋干しできるので、部屋が狭い方・立てかけしにくい薄めのマットレスでも気軽にメンテナンスできます。
また、三つ折りタイプは収納性も抜群。
押し入れにも入りやすいので来客用としても重宝。重ねてカバーをかければソファーにもなります。
エイプマンパッドの洗い方
エイプマンパッドの洗い方
通常のウレタンフォームは、水に浸けると劣化が進むため水洗いは厳禁です。
ところが、エイプマンパッドは水洗いもOK。
小さいお子さんがいる家庭では、おねしょや汗沁みもあるので何気に助かる仕様ですね。
ただし、水洗いできるってだけで乾燥はしにくく、それなりに面倒なので頻繁にやるのはおすすめしません。
【エイプマンパッド 芯材の洗い方】
- お風呂場に水を溜める。
- 中性洗剤を混ぜる。
- 踏み洗い。
- 水を抜いて、泡が出なくなるまでシャワーで水をかけながら踏みすすぎ。
ちなみに、ウレタンの性質上天日干しもできないので、夏場でも1日かけて乾くかどうか‥‥というレベル。
乾燥が不十分だと、カビだけじゃなくウレタン劣化の原因にもなりますので、ご注意ください。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]夏場の天気の良い日に2日くらいかけてやる覚悟で丁度よいかな。[/chat]
エイプマンパッドと高反発マットレスのへたり
高反発マットレスのへたりやすさ
ウレタンは高反発or低反発でへたりやすさが変わったりはしません。
あくまでも密度(D値)を参考にするのが基本。
ただし、両者は使う目的と使う場所が違うので、高反発マットレスの方が耐久年は少ないですし、へたった時の実感しやすさにも違いがあります。
◎低反発ウレタン:実感しにくい。
低反発ウレタンは柔らかさを出したい場所において、潰れることが目的のパーツ。よって、へたりが発生してもいつもどおり潰れるだけなの、わかりにくいです。
◎高反発ウレタン:実感しやすい。
高反発ウレタンはかたさや復元力がほしいところに使うパーツ。なので、負荷もかかりやすいですしへたりが発生すると体感しやすく、支障もでます。
「高反発マットレスの方がへたりやすい」というよりは、「高反発マットレスの方が負荷の高い(劣化しやすい)使い方をしている」という方が正しいですね。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]事実、柔らかさ目的の低反発トッパーや低反発枕だと、へたっててもほとんど気づかないし、支障なかったりする。[/chat]
エイプマンパッド へたり まとめ
エイプマンパッドで使われているウレタンは30Dのスペックがあり、耐用年数としては5年~8年を見込めます。
ちなみに、エイプマンシリーズから耐久性重視で選ぶなら次の2点がおすすめ。
【エイプマンシリーズ 耐久性重視モデル】
なお、マットレスの耐久性は使い方や利用者の体重、環境にも大きく左右されます。
小まめなメンテナンスをすることで、へたりを遅らせることができるので、ぜひやってみてくださいね。
【マットレスの基本的なメンテナンス方法】
- ローテーション
- 部屋干し
エイプマンパッドはリーズナブルですが、ウレタン品質と耐久性の高い良品です。
90日間返品保証も付けられますので、ぜひお気軽にお試しください。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]メイドインジャパンのかなり質のいいマットレスだよ。[/chat]
広告や取説のキャラクターのおふざけが過ぎるので、「怪しくないの???」といった心の声が聞こえてきそうなエイプマンパッドですが、かなり骨太でしっかりした日本製の高品質マットレスです。
マニフレックスのウイングシリーズにも似た外観ですが、ウレタンの仕様に違いがあります。
【マニフレックス ウイングシリーズとの主な違い】
- 通気性:×
- ゾーニング:〇
- 水洗い:◎
- 感温性:×
基本的に硬め×高反発なので 腰痛持ちの方 に人気のブランドですが、水洗いができたりバーシブルで硬さを変えられるためか、女性やお子さんとの添い寝用に購入される方も多いです。
【エイプマンパッド シリーズ 仕様・一覧】
- 価格:15,950円~28,600円
- 芯材:高反発ウレタン
- 三つ折り:310・307
- 構造:1層+ゾーニング(310以外)
- 硬さ:310:170N/307・PAD9・PAD5:170N+120N
- 反発性:高反発
- 体圧分散:ふつう~かため
- 通気性:×
- 重さ:3.8kg~9kg
- 厚さ:5cm~10cm
- 耐久性:30D
- メーカー保証:×
- お試し:90日間(有料)