
忘れがちですが、マットレスは消耗品です。
どんなに高額なマットレスでも一生使うことは出来ません。
「そろそろ買い替えどきかも?」とお考えの方、よろしければ参考にしてください。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]平均的な耐用年数、買い替えどきのサイン、長持ちさせる方法などを紹介していきます。[/chat]
◎人気×おすすめのマットレス
脱毛器 | ブレインスリープマットレス |
ネルマットレス |
マニフレックス![]() |
ソムレスタ |
雲のやすらぎプレミアム |
エムリリー優反発 |
モットン |
エイプマンパッド![]() |
エマスリープ![]() |
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エムリリーハイブリッド |
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トゥルースリーパー |
サータマットレス![]() |
定価 | 88,000円~ | 75,000円~ | 28,118円~ | 39,800円~ | 39,800円~ | 18,678円~ | 79,200円~ | 15,950円~ | 108,000円~ | 15,800円~ | 72,000円~ | 52,800円~ | 35,200円~ | 77,000円~ | 36,300円~ | 21,780 | 38,250円~ | 115,500円~ |
構造 | 1層・3層 | 13層 | 1~3層 | 3層 | 5層 | 2層 | 1層 | 1層 | 3層 | 1層 | 3層 | 2~4層 | 1~3層 | 3層 | 1層 | 1層 | 2層 | 9層~ |
硬さ | かため | ふつう | 35N~200N | 154N | 150N | 70N+140N | 140N~280N | 120N~170N | 120N・150N・70N | ふつう | 70N・120N・200N | 119N~245N | ふつう | 120N・150N・70N | かため | 265N | 65N・120N | ふつう |
公式 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
口コミ | ブレインスリープマットレス の口コミ |
ネルマットレスの口コミ | マニフレックスの口コミ | ソムレスタの口コミ | 雲のやすらぎプレミアムの評判 | エムリリー優反発の口コミ | モットンの口コミ | エイプマンパッドの口コミ | エマスリープの口コミ | エアリーマットレスの口コミ | コアラマットレスの口コミ | テンピュールの口コミ | エアウィーヴの口コミ | エムリリーハイブリッドの口コミ | スリープオアシスの口コミ | スリープマジックの口コミ | トゥルースリーパーの口コミ | サータマットレスの口コミ |
マットレスの寿命
マットレスは大きく分けると芯材・詰め物*・カバーで出来ています。
*安価なモデルには含まれない場合があります。
【マットレスの構造・図解(参考:エアウィーヴ)】
*安価なモデルには含まれない場合があります。
- 芯材:エアファイバー
- 詰め物:トッパー・エアファイバー(スペーサー)・カバー(ベース部分)
- カバー:カバー・カバー(トップ部分)
中でも、マットレスの寿命に大きく関わるのが 芯材 と呼ばれるメインパーツで、芯材によっておおよその耐久性も判断できます。
【芯材の種類】
- スプリング(ボンネルコイル・ポケットコイル)。
- ウレタン(高反発・低反発)。
- ファイバー。
- ラテックス。
スプリングマットレス(ボンネルコイル・ポケットコイル)の寿命
スプリングマットレスの芯材は鋼線で作られたスプリングで、マットレスの寿命はおよそ8年~10年程度です。
最高品質の鋼線で作られたスプリングは耐久性が高く、20年以上持つことも珍しくありません。
スプリングの耐久性が高いわりにマットレス寿命がそこまで長くないのは、芯材以外が必ず劣化するからです。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]スプリング以外が劣化するから、マットレス自体の耐久性は長くても10年程度になる。[/chat]
スプリングマットレスは作りが複雑なので高額になりがちですが、芯材の耐久性が高いのはメリットです。
【コイルスプリング・ボンネルコイルスプリング耐久性比較】
スプリングマットレスには、コイルスプリングとボンネルコイルスプリングの2種類があります。
このふたつを比べると、ストレスを分散できるコイルスプリングの方が一般的に耐久性は高くなります。
[jin-iconbox03](高耐久)コイルスプリング > ボンネルコイルスプリング(低耐久)[/jin-iconbox03]
[jin-iconbox09]スプリングマットレスの寿命(目安):8年~10年[/jin-iconbox09]
低反発ウレタンマットレスの寿命
低反発ウレタンをメイン芯材にするマットレスは、マットレスの上に乗せて使うトッパーマットレスが一般的です。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]トゥルースリーパーみたいに、マットレスの上に乗せて使うタイプだね。[/chat]
低反発ウレタンマットレスは元々が柔らかいため、劣化に気づきにくい素材です。
が、実際には3年~5年程度でコシが無くなりふにゃふにゃになってます。
緩衝材としてなら寿命が来てもしばらく使うことは可能ですが、カビやウレタン破損は確実に進むので、寿命を越えて使うのは衛生的に良くないです。
[jin-iconbox09]低反発ウレタンマットレスの寿命(目安):3年~5年[/jin-iconbox09]
高反発ウレタンマットレスの寿命
高反発ウレタンには色んな種類・グレードがありますが、5年~8年程度で寿命を迎えるのが一般的です。
低反発ウレタンと違って 復元力 が無くなり へたり が見られるようになるので、使っていても寿命に気づきやすいです。
寿命を迎えた高反発マットレスは健康によくないので、速やかに交換するのが望ましいです。
[jin-iconbox09]高反発ウレタンマットレスの寿命(目安):5年~8年[/jin-iconbox09]
ラテックスマットレスの寿命
ラテックスはゴム製の高級マットレス素材で、6年~8年程度が寿命です。
耐久性はとても高く、高純度×高品質なものは10年以上でも余裕で持ちます。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]純度の高い天然ラテックスだと、一生使えるのでは?と思う程長持ちする。[/chat]
[jin-iconbox09]ラテックスマットレスの寿命(目安):6年~8年[/jin-iconbox09]
ファイバーマットレスの寿命
プラスチック繊維で作られたファイバーマットレスは、3年~5年程度で寿命になります。
マットレスの芯材としては理想的な性能を持ちますが、一度劣化すると急激に寿命が縮むのも特徴で、身体の大きい方(100kg以上)などには不向きです。
高級マットレスでも10年くらいが上限です。
[jin-iconbox09]ファイバーマットレスの寿命(目安):3年~5年[/jin-iconbox09]
マットレスの平均的な寿命
マットレスは、どれだけ高品質×高額でも平均10年程度で寿命を迎えます。
【老舗スプリングマットレスの平均的な保証期間&耐久年】
- 価格:10万~30万円
- 品質保証期間:1年~2年
- 耐久年数:5年~8年
スプリングマットレスなど、「芯素材が丈夫なものだともっと持つでしょ?」と思われる方も多いのですが、半分正解で半分間違っています。
スプリングの中には、軽く10年を超える耐久性を持つ素材も多く、スプリング単体で見れば10年以上は余裕で持つものもあります。
でも、スプリング以外の素材は10年程度で必ず劣化するので、マットレスとしては寿命を迎える事になります。
【10年以内に劣化が進むもの】
- カバー生地:擦り切れ・解れ・汚れ・カビの浸食が進みます。状態が酷いと破れたり黒ずみます。
- 詰め物:弾力の低下・埃・汚れ・ダニ・カビなどが蓄積します。
- スプリングボックス内:埃・汚れ・カビなどが蓄積します。湿気が多い環境だと錆やカビも発生します。
マットレスの買い替え時期
マットレスは、メーカー保証や素材からおおよその耐用年数を予測します。
ただし、利用環境によって長くも短くもなるので、あくまでも参考情報にしかなりません。
【劣化に影響する利用環境】
- 利用者の体重:重いほど劣化は早まる。
- 利用頻度:よく使うほど劣化は早まる。
- メンテナンス:ローテーション・部屋干しの有無や頻度が少ないほど劣化は早まる。
- 利用状況:寝返り回数・立つ・肘立て・座る・重いものを乗せるなど、異常なストレスや使い方をするほど劣化は早まる。
- 利用環境:湿気・紫外線・通気性など、マットレスを劣化させる外的環境の有無。
よって、耐用年数はあくまでも目安としてとらえ、次の症状が出たら交換を検討してください。
逆に、症状がないなら耐用年数を超えて利用しても問題ありません。
マットレス 替え時1. 軋み音
最も分かり易いのは、軋むような音が大きくなる時です。
気づき出したら一気に劣化が始まるので、急ぎ買い替えを検討しましょう。
マットレス 替え時2. へこみ
劣化したマットレスは、復元力が失われて凹んだままになります。
この状態は、完全に買い替えどきです。
マットレス 替え時3. マットレスが柔らかくなった
柔らかくなるのも復元力の衰えからくる症状です。
じきに凹みが生じ、反り腰の原因にもなるので急ぎ買い替えましょう。
マットレス 替え時4. 寝つきが悪くなった
購入当時との主観評価で構わないのですが、寝返りが多くなったり、寝つきが悪いと感じる場合は、マットレスが劣化している可能性があります。
また、体質や体格や生活環境などが変わり、マットレスが合わなくなっているのかもしれません。
そろそろ、買い替えを検討しはじめてよい頃です。
マットレス 替え時5. 寝起き時に肩や腰が痛むようになった
購入当時との主観評価で構いません。
寝起き直後の肩こり・腰痛を感じるようになると、マットレス劣化のサインかもしれません。
また、加齢とともに筋力も衰えるので、身体との相性が合わなくなってきている可能性もあります。
そろそろ、買い替えを検討しはじめてよい頃です。
何の症状もないなら、耐用年数を超えて使っても問題ありません。
ただし、カバーやマットレス内部には埃や汚れが蓄積しているので、衛生的な面を考えると、長くても10年~15年を目処に買い替えるのがおすすめです。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]マットレスは 10年スパン で定期的に買い替えるのがおすすめ。[/chat]
へたりマットレスのデメリット
耐久年が過ぎたマットレスを、「特に支障ないから…」と使い続ける方が時々いますが、身体に悪いのでおすすめできません。
【劣化したマットレスの弊害】
- サポート力の低下によって姿勢が歪み、腰痛や肩こりを発症する。
- 通気性・弾性の低下により睡眠効率を下げる。
- 内部にカビ・ダニが発生しアレルギーを発症・悪化させる。
- 破損により、ゴミや埃が発生する。
- …etc
マットレスの劣化は、自覚できないほど静かに心身の健康被害を蝕むので注意しましょう。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]マットレスの劣化を感じたら、速やかに交換するのが鉄則なんだ。[/chat]
へたりマットレスのデメリット1. 腰痛や肩こり
寿命マットレスの一番のデメリットはヘタリです。
【ヘタリとは?】
ヘタリとは、マットレス本来の支える力が無くなった状態で、具体的には次の症状が現れます。
- 新品時に比べて深く沈みこむようになる。
- 凹んだまま戻らない。
- 凹んだ状態から戻るのに時間がかかるようになった。
マットレスのヘタリは反り腰・姿勢悪化を招き、腰痛や肩こりの原因になります。
\ヘタり⇒反り腰⇒腰痛…/
へたりマットレスのデメリット2. 疲れが取れない
寿命を迎えたマットレスは 復元力や衝撃吸収性・体圧分散性も劣化するため、睡眠効率が悪くなります。
【寿命マットレスで低下するスペック】
- 復元力・反発力:寝返りをサポートするスペック。
寝返りがスムーズにできないと睡眠サイクルが正常に働かず、眠りも深くならない。 - 衝撃吸収性・体圧分散性:バランスよく沈み込むことで姿勢を安定させたり、皮膚のうっ血を防ぐことで長時間の睡眠をサポートするスペック。
長時間の姿勢を安定的に支えられないと、熟睡感を得にくくなる。
寝起きが辛くなる・日中に眠くなる・頭がぼーっとする…など、睡眠不足と同じような症状が慢性化する危険があります。
へたりマットレスのデメリット3. ダニ・カビ
丸洗いできるマットレスでない限り、多かれ少なかれダニ・カビの繁殖は見られます。
利用年数がながくなるほど、マットレスがダニ・カビの温床になるのは避けられないことです。
当初はアレルギーなどがない方でも、アレルゲンが増えると発症リスクが高まるのはよくある話。
マットレスは「一定年数ごとに取り替えるべき消耗品」として使うのが妥当です。
へたりマットレスのデメリット4. ゴミや埃
寿命マットレスは、カバーや詰め物がほつれたり破けることも少なくありません。
一度劣化した繊維には、劣化するスピードが速まる・空いた穴からゴミや埃が溜まりやすくなるといったデメリットもあります。
マットレス内部にゴミや埃が溜まることで、ダニ・カビが生息しやすくなるといった悪循環も発生します。
マットレスの寿命を長持ちさせる方法
マットレスを劣化させるおおきな要因は、加重ストレスと湿気です。
長持ちさせるには、日頃のお手入れと環境整備が有効です。
寿命を長持ちさせる方法1. お手入れ
マットレス本体はクリーニング出来ないものが多いので、基本的なお手入れはローテーションと部屋干しです。
[ac-box01 title=”マットレスの基本的なメンテナンス方法”]
マットレスのメンテナンス方法は基本的に次の2つです。
❶ ローテーション
寝る位置はだいたい決まっているため、一箇所にかかる圧力や摩耗を分散し、マットレスの劣化を緩やかにする方法です。
- やり方:マットレスを上下・裏表を反転させる。
- 頻度:3ヵ月に1度程度
❷ 室内干し
湿気を溜め込みがちなマットレスの上下面を空気に触れさせることで乾燥を促します。
- やり方:通気性のよい室内に、マットレスの上下面が空気に触れるように立てかける。
- 頻度:3ヵ月に1度程度
[jin-iconbox01]マットレスには、温度や日光に弱い素材が使われていることが多く、ほとんどの製品は外干し厳禁です。[/jin-iconbox01]
[/ac-box01]
オーソドックスなお手入れですが、きちんとやってると劣化を最小限にしてくれます。
寿命を長持ちさせる方法2. 洗濯
マットレスで一番最初に劣化するのはマットレス表面です。
【マットレス表面が劣化する理由】
- 吸湿・放湿を繰り返す。
- 埃・垢・汚れが溜まりやすい。
- 摩擦の影響を受けやすい。
対策は簡単で、ベッドパッドやシーツ類を使うことです。
更にいうとパッド・シーツ類を小まめに洗濯して清潔な状態を保つこと。
これだけで目に見える汚損・破損の大部分を予防できます。
寿命を長持ちさせる方法3. トッパーマットレス
トッパーマットレスとはマットレスの上に乗せるマットレスで、高級マットレスでいうところの詰め物パーツです。
マットレスの詰め物は、パッド類とおなじく最初に劣化するパーツ。
普段から最上部にトッパーマットレスを使っていれば、劣化したとてトッパーのみの交換で済みます。
マットレス本体はヘタリがなければずっと使っていけます。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]高級スプリングマットレスと組み合わせれば、飛躍的に寿命を伸ばせるテクニック。[/chat]
寿命を長持ちさせる方法4. 換気
湿気はマットレスの大敵。
最もシンプルな湿気予防は、部屋の換気です。
お金も手間もかからないので、コンスタントに換気することを心掛けてください。
寿命を長持ちさせる方法5. ベッド
湿気対策の2つめは、ベッドを使うこと。
湿気は、床面や壁などの面に沿って溜まる性質があります。
ベッドフレームに乗せるだけで、マットレスへの湿気ダメージは大幅に軽減されます。
[ac-box01 title=”マットレス直置きが湿気を溜め込むプロセス”]
マットレスを床に直置きすると、空気の特性によってマットレス周辺に湿気だまりが起きやすくなります。
\床にマットレスを設置した時に湿気が溜まるプロセス/
床面に敷いたマットレスと床が面した角では空気の対流が少ないので、比重の重い湿った空気が溜まりやすいエリアと化します。
そして、時間と共に湿気を含んだ空気は集合&合体し続けるので、やがて水蒸気含有量が増加し、温度変化が伴うと「あっ」という間に結露します。

[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]直置きによって、マットレスが湿気をせき止める壁になってしまうんだ。[/chat]
【水分を含んだ空気の特性】
- 空気は湿気を含むと重くなり、床面付近を漂う性質がある。
- 湿った空気は床に面した遮蔽物に溜まりやすい。
- 湿気を含んだ空気は結合していくことで空気中の水蒸気濃度も上がる。
[/ac-box01]
ベッドフレームを置けないときは、除湿シートを使うのがおすすめです。
【マットレス下のおすすめ対策】
わたしがおすすめなのは モットンの除湿シートです。
\極薄×高性能なモットンの除湿シート/
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]繰り返し利用可能の優れものなんだ。[/chat]
モットン除湿シートの特徴は次の通り。
くり返し使えて経済的。
- 干し時が分かる湿気お知らせセンサー付き。
- アンモニアに対する消臭性が特に強い。
- 耐久性が高い。
- 吸水・吸湿の繰り返しによる吸水性能の低下がみられない。
- 塩分の含まれた寝汗もしっかり吸収。
第三者機関による性能テストでも、某大手ネットショップの1位・7位製品以上の好成績をたたき出した高品質なシートです。
マットレス下にすのこを愛用するひともいますが、高さの低さから通気性は不十分。床面も傷つきやすいのでおすすめしません。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]すのこは、無いよりはあった方がまし…くらいのアイテム。除湿シートの方がよっぽど性能はいいし、使いやすい。[/chat]
へたり難いマットレスの選び方
マットレスの寿命は利用方法や環境に左右されるので、メーカーが明確に提示することはありません。
よって、いくつかの情報からユーザー自身で予測することになります。
参考となるのが次の情報です。
【マットレス寿命の予測に役立つ情報】
- FAQ
- メーカー保証
- 素材
- 耐久性試験
どれか1つの情報だけでは判断できないので、情報をいくつか抱き合わせて総合的に判断することになります。
耐久年の予測には多少の知識も必要だったりするので、FAQを調べてものってなければ「店員さんやサポートデスクに直接聞いてしまう」のが最も手っ取り早くて確実だったりします。
選び方1. FAQ
老舗や自信のあるブランドだと、よくあるFAQに「目安」として掲載していることがあります。
利用状況によって前後するものではありますが、ブランドのネームバリュー度によって見せ方のバッファに傾向があるように感じます。
【FAQでの見せ方】
- 有名ブランド:控えめに提示する傾向。リアルでは2割増しで持つことが多い。
- 認知の低いブランド:上限に近い数値を提示する傾向。ギリギリの耐用年数のことが多く、リアルでは2割減といったところ。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]どちらかというと、記載してないブランドの方が多い。[/chat]
選び方2. メーカー保証
メーカー保証とは所定の期間内に経年劣化によるヘタリが確認できたときに無償交換してくれる制度のこと。
保証は義務ではないので、保証がある時点で耐久性にも期待できます。
当然ながら、実際の寿命は保証より長いのが普通で、保証期間が長いブランドほど長寿命と言えます。
保証期間から予測できる寿命の目安は次の通り。
【保証期間から予測できるマットレスの平均寿命】
- 1年保証:約3年
- 3年保証:約5年~8年
- 10年保証:約12年
3年保証は、パターンとしては最も多く、製品品質にもかなりばらつきがあるのが特徴。
おおよそ5~8年程度としていますが、高品質なブランドは10年程度は余裕で持ち、低品質なブランドだと持って5年と言ったトコロです。
選び方4. ウレタン密度
ウレタンマットレスの耐久性は、ウレタン密度のD:デニールを目安にできます。
【D:デニールについて】
Dは、ウレタンの密度を表す指標で、呼称はデニール。
- 数値が高いほど高密度
- 数値が高いほど高耐久
- 数値が高いほど高価
D(デニール)値は、N値と違い デニール値の高さ=品質 と言っても過言ではありません。
ちなみに、マットレスの実用に耐え得るD値は次のとおり。
- マットレスの実用に耐え得るデニール値: 25D以上
25Dを超えると、製品の経年変化は起こりにくく、耐久年数も実用的なレベルになります。
D(デニール) | 説明 |
10D~25D | 1日の使用中にもヘタりが目に見えるレベル。 数か月で形状変化してしまい、寝具としては数か月と持たない密度。 |
25D~30D | やや不安は残るものの、寝具としての1日の使用にも耐えうる密度がここ。 数値が低いほど耐久年数は下がり、3年持てばよい方と言える。 |
30D~45D | 寝具は、このスペックからが理想的。 一日の使用でヘタることはほぼなく、経年変化にもとても強い。 普通に使うなら、5年以上もつことも珍しくない。 |
45D~ | 高密度&強度で、長期にわたってヘタることはまずない。 |
有名な寝具メーカーのハイエンドモデルは、30D以上が多く、耐久年数も5~10年程が相場です。
- ウレタンマットレスは、30D以上を目安にする。
選び方5. スプリングの硬鋼線ランク
鋼材やウレタン密度から、ある程度の耐久性を予測できます。
ただし、表示義務はないので、製品ラベルからでは分からないことも多いです。
[ac-box01 title=”硬鋼線のランクについて”]
マットレスに使われるコイルスプリングの最高ランクは次の通りです。
- SWRH82 B C種
記号と数値の意味は次の通りです。
- SWRH:硬鋼線を示す記号。純度があとちょっと高ければピアノ線になるほど硬くて粘りのある金属。
- 82:カーボン含有量を示す数値。数値が大きい方が硬く反発力が強くなる。
※82はマットレススプリングでは最高値レベル。 - B:マンガンの含有量を示す数値。「2段階:A<B」で粘りが増し強くなる。
- C:スプリングの引っ張り強度を示す数値。「3段階:A<B<C 」で強くなる。
SWRH82BC種 は、バネ材の中では最強レベルで、硬鋼線ランクでは最高位の材質です。
有名ブランドでよく使われる鋼材規格は次の通りです。
- SWRH82B C種:サータやドリームベッドでよく使われる最高位ランク。
- SWRH67B C種:リーズナブルな国産ポケットマットレスに使われる規格
- SWRH62B C種:シモンズでよく使われる規格。
最近は、硬鋼材より高品質なピアノ線を使ったものもあります。
コイル材質がよくても高品質とは限りませんが、SWRH62B C種より低品質だと、かなりの確率で粗悪品の可能性が高いです。
[/ac-box01]
選び方6. 耐久性試験
マットレスのカタログなどに記載のある「◎万回耐久試験◎◎%」は、ちょっと癖ものです。
耐久性試験とは、ウレタンの品質表示に必要な復元率を出すための試験で、8万回実施するのが一般的。
よほど劣悪なものでなければ「8万回耐久試験95%以上」程度の性能は割と普通です。
しかも、やってるのは単純圧縮テストなので、膨大な数の割りにはリアリティはありません。
【復元率の試験方法 JIS K 6400-4(B法)】
一辺が50mm以上の正方形で厚さが20mm以上のフォームを試験片とし、厚さの50%の距離を1分間に60回の速さで繰り返し8万回圧縮した後、30分間室温に放置して試験片の厚さを測定し、繰り返し圧縮残留ひずみ率(%)を算出します。この数値を100から差し引いた数値(%)をもって復元率とします。
引用:日本ウレタン工業協会
耐用試験を参考にするなら、以下のスペック以上に注目するのがおすすめです。
【高耐久を期待できる耐用試験・結果】
- 試験回数:10万回以上(8万回以下はふつう)
- 復元率:98%以上(95%程度はざらにある)
「8万回で復元率95%」もすごい数字ではありますが、3年耐久品でもざらにあります。
【なんで8万回?】
およそ10年間の寝返りを想定した回数になっています。
[jin-iconbox07]22回(1日に寝返りする数)×365日×10年間=80,300回[/jin-iconbox07]
ちなみに寝返り回数の平均には個人差があって、昨今では1日の寝返り平均がおよそ24回程度とも言われています。それに当てはめた場合でも8年相当の寝返りを想定できます。
実際には、湿気・体重・利用頻度・温度などのストレスが加わるので、「8万回テスト合格=10年(8年)耐久」と単純に置き換えることはできません。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]あくまでも補足情報として、参考程度に見ておくくらいがちょうどよいです。[/chat]
選び方7.価格
なお、マットレスの耐久年数は基本的に価格に比例します。
【マットレス価格帯と耐久年数 対照表】
価格/耐久年 | 1年 | 3年 | 5年 | 8年 | 10年 | 12年~ |
~1万円 | ● | |||||
1~3万円 | ● | ● | ||||
3~5万円 | ● | ● | ||||
5~10万円 | ● | ● | ★ | |||
10~15万円 | ● | ● | ||||
15~20万円 | ● | ● | ● | |||
20万円~ | ● | ● | ● |
大まかな傾向として、価格が上がるごとに耐久年数は伸びるのが一般的で、10万円を超えるあたりから耐久年は10年程度を上限に伸び止まります。
マットレスにお金をかけると間違いなく寝心地は良くなるものの、寿命には上限があることは覚えておきましょう。
[chat face=”ジーナのイメージ.jpg” name=”ジーナ” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=”maru” ]素材の経年劣化10年の壁は、お金をかけたからってそれほど伸びない。[/chat]
マットレスの寿命 まとめ
マットレスの寿命は 使い方や環境に左右されるモノなので、予め◎◎年と明示するのは難しく、劣化サインに気づいた時がマットレスの寿命です。
【マットレス 劣化のサイン】
- 軋み音がする。
- マットレスに凹みが見られる。
- マットレスが柔らかくなった。
- 寝つきが悪くなった。
- 寝起きに肩や腰に違和感を感じるようになった。
マットレスの寿命を予測したいときは、メーカーの保証期間や素材を参考にするのがおすすめです。
ただし、専門知識も多少は必要なので、慣れない人はショップの店員さんやサポートデスクに直接聞くのが、最も早くて確かです。
ちなみに、耐久年は価格帯でおおよそ決まっていて、5万円~10万円クラスが費用対効果のバランスが良いです。
【価格帯別 平均的な耐久年】
- ~3万円のマットレス:1年~3年程度の耐久性。
- 3万円~5万円のマットレス:3年~5年程度の耐久性。
- 5万円~のマットレス:8年~10年程度の耐久性。
寿命を迎えたマットレスは 心身にデメリットしかないので、速やかに交換を検討するのがおすすめです。
http://vicare.site/mattress-wash/
http://vicare.site/throw-away-mattress/
◎人気×おすすめのマットレス
脱毛器 | ブレインスリープマットレス |
ネルマットレス |
マニフレックス![]() |
ソムレスタ |
雲のやすらぎプレミアム |
エムリリー優反発 |
モットン |
エイプマンパッド![]() |
エマスリープ![]() |
エアリーマットレス![]() |
コアラマットレス![]() |
テンピュール![]() |
エアウィーヴ![]() |
エムリリーハイブリッド |
スリープオアシス![]() |
スリープマジック![]() |
トゥルースリーパー |
サータマットレス![]() |
定価 | 88,000円~ | 75,000円~ | 28,118円~ | 39,800円~ | 39,800円~ | 18,678円~ | 79,200円~ | 15,950円~ | 108,000円~ | 15,800円~ | 72,000円~ | 52,800円~ | 35,200円~ | 77,000円~ | 36,300円~ | 21,780 | 38,250円~ | 115,500円~ |
構造 | 1層・3層 | 13層 | 1~3層 | 3層 | 5層 | 2層 | 1層 | 1層 | 3層 | 1層 | 3層 | 2~4層 | 1~3層 | 3層 | 1層 | 1層 | 2層 | 9層~ |
硬さ | かため | ふつう | 35N~200N | 154N | 150N | 70N+140N | 140N~280N | 120N~170N | 120N・150N・70N | ふつう | 70N・120N・200N | 119N~245N | ふつう | 120N・150N・70N | かため | 265N | 65N・120N | ふつう |
公式 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
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